胆石・胆嚢(胆のう)ポリープについて
胆石、胆嚢(胆のう)ポリープについてって指摘されたけど
☑ これまで健康診断で胆石や胆嚢(胆のう)ポリープを指摘されたことはありませんか?
☑ または食後にみぞ落ちや右脇腹、背中の痛みを自覚されたことはありませんか?
=第2回上腹部痛(みぞおちの痛み)コラムも参照ください=
痛みの原因として胆嚢が悪さをしているかもしれません。
<胆嚢(胆のう)とは>
胆嚢(胆のう)は肝臓に寄り添うようにいる消化管です。
胆汁とよばれる消化液(主に脂肪成分を分解する)を一時的に貯めて、精製する機能があります。
胆石や胆嚢ポリープがあると胆汁の流れが悪くなり腹痛症状を起こすことがあります。
<治療の適応>
ではどんな方が治療適応になるのでしょうか?
胆石については症状がある方が治療適応になります。
胆嚢ポリープについては大きさが大きくなっている場合や10mmを超える場合、癌化の可能性もあるため治療適応になります。
治療に関して現在推奨されているのは手術のみです。
胆石を溶かす薬はあまり効果が乏しいため、手術をお勧めしています。
胆石は良性疾患のためなかなか手術は、、、と思うかもしれません。
しかし将来胆嚢炎や胆管炎などを起こす可能性があります。
これまで胆石や胆嚢ポリープを言われたことがある方や、
胃痛と思って胃カメラをやったけどなんともないと言われた方など
治療の必要性や具体的な治療方法などぜひ当院までお気軽にご相談くださいませ。