ピロリ菌について
ピロリ菌ってなーに?
☑ これまで健康診断でピロリ菌のご指摘がされたことはありませんか?
☑ またはバリウム検査で萎縮性胃炎(慢性胃炎)と言われたことはありませんか?
ピロリ菌は胃がんの原因の90~95%と言われています。
ピロリ菌感染をおこすことで胃の粘膜が萎縮し萎縮性胃炎という状態になります。
主に乳児期に両親から感染したり、井戸水を飲水することで感染すると言われています。
そのためご両親がピロリ菌に感染している方(または過去にしていた方)は感染している可能性が高いです。
<ピロリ菌の検査>
ピロリ菌の検査は主に
①血液検査
②呼気検査
③便検査
+
上部内視鏡検査
保険適応で除菌する場合は、必ず上部内視鏡検査が必要になります。
<ピロリ菌の治療>
除菌方法は2種類の抗生剤と1種類の胃薬を1週間内服していただきます。
約70%の方が除菌に成功します。
除菌に失敗した方は2次除菌を行うことで90%の方が除菌されます。
これまでピロリ菌の指摘を受けた方、
過去に除菌したけど内服を途中でやめてしまった方、
除菌がきちんとできているのかわからない方など、
ピロリ菌に関するご質問等ありましたら、気兼ねなく当院までお越しくださいませ。